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通信量節約アプリ「Opera Max」が「Samsung Max」として復活、ただしSamsungデバイス専用

 通信量を節約できることからモバイルユーザーの間で人気を博したAndroidアプリ「Opera Max」が、Samsungの手によって復活したことが明らかになった。もっとも、新バージョンはSamsung以外のデバイスでは使えない仕様に改められており、ユーザーが困惑する騒ぎとなっている。

 昨年夏に開発終了が告知された「Opera Max」は、当面はサービスを継続する方針を表明し、以降も引き続きGoogle Playストアからもダウンロード可能なまま、現在に至っていた。今回、アプリ名が「Samsung Max」に改められ、アイコンもかつての赤から青へと変更した新バージョンが、同じURLで公開された。基本的な機能は同一ながら、Galaxyシリーズなど同社のデバイスでしか使えない仕様に改められており、アップデートを行うとそのほかのデバイスで使えなくなることから、困惑するユーザーが続出している。海外ニュースサイトの情報によるとAPKファイルから直接インストールすることで継続利用することは可能らしいが、いずれにせよそのまま使い続けるのは不可能ということで、従来のユーザーは今後どうするか選択を迫られることになる。ちなみにAmazonアプリストア版はまだ従来のまま配信されているので、手持ちのFire HDシリーズで従来のバージョンを使いたい人は、今のうちにダウンロードしておいたほうがよさそうだ。