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タニタのツインスティック開発プロジェクト、3000万円の支援を集めるもゴールは遠し

 体重計などで知られるタニタが、クラウドファンディングでゲーム用ツインスティックの開発プロジェクトを行っている。これまでのところ3000万円もの支援を集めているが、ゴールは遥か彼方のようだ。

 これは今年2月に発売されたPS4用ソフト「とある魔術の電脳戦機(バーチャロン)」に対応するツインスティックを同社が開発するというプロジェクトで、一生使えることをコンセプトに、基部の構造強化やメンテしやすい配線レイアウトなどの工夫が盛り込まれた一品となっている。製造ロットなどの関係で実現しにくい企画をクラウドファンディングの力で実現させるこのプロジェクト、すでに数百人から3000万円を超える支援が集まっているのだが、いかんせん目標額が2億7700万円とひときわ高いことから、割合はまだ10%を超えた程度で、さらなる支援者を募っているというのが今の状況。ちなみに製品をゲットするには最低でも5万5400円の支援が必要だが、プロジェクトが成立しなかった場合は返金されるので、その点では安心だ。興味を持った人は、同社の思いが詰まったプロジェクトページのメッセージにも目を通してみてほしい。