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蔵書をオンラインで管理できる「メディアマーカー」、AmazonからBANされてサービス終了

 オンラインで蔵書を管理できるサービス「メディアマーカー」が、2019年1月20日でサービスを終了すると発表した。

 メディアマーカー(MediaMarker)は、購入済み、もしくはこれから購入する本などをオンラインに登録し管理できるサービス。本以外にもCDやDVDなどさまざまなメディアを登録できるが、実際には本の管理に特化して使っているユーザーが多かったようだ。オープンは2007年とその歴史は長く、サイトはいまなお当時の雰囲気を残しているのだが、今回サービスの停止に至ったのは、2017年3月にAmazonアソシエイトアカウントが利用規約違反によって削除されたことがきっかけ。その後も制限ありの状態で運営が続けられていたが、このたびデータの提供が完全にブロックされたことで、サービスの継続が不可能になったとのこと。古参ユーザーの中には数千冊もの本を登録している人も少なくないようで、一部では移行先を探す話題で持ちきりとなっている。CSVでのエクスポートツールは用意されているので、最近は電子書籍がメインになってしばらく使っていなかったという人も、まだデータが残っているうちに、いちどアクセスしてみてはいかがだろうか。