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カラフルな民族衣装なども難なく着色、人工知能を用いた白黒写真のカラー化スクリプト
2018年11月7日 06:00
古いモノクロ写真を読み込ませることで人工知能により自動的に着色を行なってくれるスクリプトが、GitHubで公開された。
「DeOldify」と名付けられたこのスクリプトは、古いモノクロ写真をアップロードすることで人工知能を用いて自動的に着色を行なってくれるというもの。類似のシステムは過去にも存在するが、今回のものは一般的な風景写真はもとより、世界各国の民族衣装など、複雑なカラーにも高い精度で対応していることが特徴。GitHubで公開されているサンプルデータの中には、日本が出典とみられる甲冑をまとった武士の写真もあるが、それらを見る限り、再現性は非常に高いことが分かる。現状ではまだテスト運用の段階のようだが、将来的にはこのスクリプトを使ったウェブサービスの登場も期待できそう。作者であるJason Antic氏のTwitterでは最新作が続々と投稿されているので、興味がある人はGitHubのサンプルに加え、そちらもチェックしてみてほしい。
- jantic/DeOldify: A Deep Learning based project for colorizing and restoring old images(GitHub)
https://github.com/jantic/DeOldify - Jason Antic(@citnaj)さん(Twitter)
https://twitter.com/citnaj