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今度は大丈夫? マウス操作をエミュレートできる指輪型デバイスが資金を募集中

 マウス操作をエミュレートできる指輪型デバイスが、Indiegogoで資金を募集している。

 「Padrone Ring」と名付けられたスイス発のこのデバイスは、人差し指に装着することで、ポインターの移動をはじめとしたマウス操作をエミュレートできる指輪型デバイス。人差し指で左クリック、中指で右クリックを行うほか、両指を同時に動かせばスクロールも行える仕組みで、デスク上はもちろん、やや硬い表面上で動作するとしている。マウスの標準ドライバーで動作するこの製品、2014年から研究開発がスタートしようやく発表にこぎつけたとしているが、過去にクラウドファンディングに登場した指輪型デバイスといえば、完成品がプロトタイプとは似ても似つかぬゴツい形状になっていたり、操作性が実用レベルに至っていなかったり、最終的に完成に至らず資金も返却されなかったりと、あまりよい思い出がない人も多いはず。今回のプロジェクトは残り1カ月強の現時点で約6割の資金を集めており、このまま成立する可能性は高いが、製品として満足できるレベルに仕上がるかは、まだまだ不透明なところもありそうだ。