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ベタ塗りの絵が本格的な風景画に一瞬で早変わり、NVIDIAのテクノロジーがすごいと評判

 ベタ塗りで構成されたシンプルな絵を、まるで実写のような風景画に変換する技術を米NVIDIAが発表して話題になっている。

 画家のゴーギャンにちなんで名付けられた「GauGAN」というこの技術では、ベタ塗りの絵を読み込ませることにより、ディープラーニングによってリアルな風景画を出力するというもの。ただやみくもに変換されるわけではなく、「sky」「tree」「cloud」などと色分けをしておくとそれぞれのオブジェクトに変換されるので、偶然性に任せずきちんとした構図で描くことも可能だ。動画も公開されているが、別の色で塗り潰した瞬間、それまで森だったのが谷に変わるなど、リアルタイムに変換される様子を見ているだけでも楽しい。これら技術は現在開催中のイベント「GPU Technology Conference」で体験可能で、将来的には一般公開も期待できそうだ。