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Gmailで受信したショッピング履歴のデータ、リスト化されていたことが判明し騒動に

 Gmailで受信したショッピング履歴のデータが蓄積され、ユーザーの知らないうちにリスト化されていたことが判明し、海外でちょっとした騒動になっている。

 これは俗にレシートメールと呼ばれる、ECサイトで買い物を行ったときに送られる注文確認メールの宛先がGmailだった場合に、それらの内容の抜粋がGoogle アカウントの「お支払いと定期購入」ページにリスト化されて自動格納されるというもの。使いようによっては便利な機能なのだが、特に告知もなくいつの間にか機能が追加されていたこと、また、ターゲット広告に利用されるのではという疑いから、海外ではちょっとした騒動になっている。海外メディアの取材に対し、Googleは広告利用の心配はないとした上で、情報はいつでも削除できると回答したが、現状ではこの機能をオフにするオプションはなく、また、個別の注文を非表示にするには該当のレシートメールそのものを削除しなくてはならず、かえってユーザーの不信感を煽る結果になっている。このリスト、日本語環境でも表示可能なので、自分のショッピングデータが本当に収集されているのか、チェックしてみてはいかがだろう。