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虫が良すぎる? Microsoftに買収されたタスク管理サービス創業者、買い戻しを申し入れ

 Microsoftに買収されたタスク管理サービス「Wunderlist」の創業者が、同社に買い戻しを申し入れたことがTwitterで話題だ。

 「Wunderlist」は2015年にMicrosoftへと売却され、その後、Microsoftの自社アプリ「Microsoft To-Do」と名前を変えてリリースされる一方、オリジナルのサービスもそのまま維持されてきた。基盤がAWSからAzureへと変更になるためコードの書き直しが必要になり、いまだ「Wunderlist」の全機能を網羅できていないのがその理由だが、結果的に多くのユーザーがその後も「Wunderlist」を使い続けており、いまだ高い評価を得ているのを見たWunderlist創業者が心変わりしたというのが理由のようだ。同氏はTwitterで買い戻しを提案するとともに、実現した場合は売却前に計画していた上位機能を実装したいとコメントしているが、移植が遅れているのは事実とはいえ、あまりにも虫が良すぎる話であり、実現の可能性は低そう。利用者の側としても、宙ぶらりんな状況さえ改善されれば文句はないだけに、「Wunderlist」の継続を望む声はあっても、買い戻しを支持する声はあまり多くはないようだ。