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テロリストの潜伏場所をSiriに尋ねると、なぜか警察までのルートを表示。その原因とは

 Appleの音声アシスタント「Siri」で、警察をテロリスト扱いしているかのような挙動が見つかり、ユーザーからの指摘で修正されるという出来事があった。

 米国内のメディアがこぞって報じているこの事件は、Siriに「テロリストはどこ?」とその潜伏場所を質問すると、最寄りの警察までのルートが表示されるというもの。警察署にテロリストが潜伏している……というわけではもちろんなく、どうやらテロリストの居場所を尋ねることで緊急事態のフラグが立ち、通報先として警察へのルートが表示されるというフローだったようだ。それがいつしか中間の過程がゴッソリ抜け落ち、単に警察の場所を表示するだけになってしまったせいで、さも警察をテロリスト呼ばわりするかのような表示方法になってしまっていたというのが真相らしい。Appleでは指摘を受けて修正を行ったとのことだが、米国のほかオーストラリアでも同様の事例が発生しており、ネットでは実際に最寄りの警察を案内される様子を収めた動画が多数投稿されている。