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AWSがカオスエンジニアリングツールを公開、クラウド障害のシミュレーションが可能に

 AWS(Amazon Web Services)が、クラウド障害のシミュレーションを行えるツールの提供を開始した。

 「AWS Fault Injection Simulator」と名付けられたこのツールは、管理者が指定したクラウド障害を意図的に発生させられる、いわゆるカオスエンジニアリングツール。これにより、実際に障害が発生した場合にシステムがどのような反応を返すか、前もってシミュレーションが行えるというわけ。同様のツールとしてはNetflixがオープンソースで公開している「Chaos Monkey(カオスモンキー)」がよく知られており、今回AWSのブログでもその存在に触れられていることから、ネットでも「AWS版カオスモンキーだ」として話題になっている。ネット上では頻繁にシステムダウンを引き起こす日本企業の名前を挙げて「あそこはたぶんカオスエンジニアリングをやっているに違いない」と冗談を言う人もいたりと、何をするためのツールなのかは認知されつつあるだけに、今回の公開はグッドタイミングと言えそう。ちなみにいまのところ日本国内では東京リージョンのみ対応しており、先日開設された大阪リージョンは未対応としている。