やじうまWatch
自分の死後に遺言をツイートしてくれるTwitterの無料botサービス、ひっそりと終了
2021年8月24日 06:00
自分が死んだ時にフォロワーに通知する個人運営のTwitterのbotサービスが、ひっそりと終了していたことが明らかになった。
「desubot」は、1年ごとに送られてくるダイレクトメッセージに応答がなかった場合、あらかじめ登録してあった遺言をツイートしてくれるサービス。今春のリリース時にはTwitter上でおおいに話題になったサービスだが、7月30日に提供を終了していたことが明らかになった。作者氏によると、Twitter APIのアクセストークン失効により正常にツイートされない現象が確認されたほか、ダイレクトメッセージの通知に気付かずツイートされて混乱を与える恐れがあること、さらに今後のメンテナンスに自信がなく、その状態でサービスを続けるのは「利用者の方々に不誠実である」と考え、終了を決断したとしている。すでに登録済みデータは削除されており、大きな混乱はなかったようだが、この種のサービスに共通するサービスの継続性が、やはりネックになったと言えそうだ。
- 告知ツイート(Twitter)
https://twitter.com/hrqsn/status/1419421159104270337 - 死去時に遺言を代理ツイートするサービス、ベータ版公開。長文投稿にも対応(やじうまWatch)
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/yajiuma/1311007.html