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「死語化したと判断」…三省堂国語辞典の新版で「パソコン通信」「BBS」の項目が削除へ

 12月下旬に登場する三省堂国語辞典 第八版で、「パソコン通信」「BBS」などの項目が削除されることが明らかになった。

 8年ぶりの改訂となる同辞典では、日常生活に仲間入りした新語など約3500項目を新たに追加される一方で、使われなくなった約1700の項目が削除される。これらの中では「ミニディスク(MD)」が削除されることがネットでも大きな話題になっているが、これ以外では「パソコン通信」も姿を消すようだ。削除の理由としては「最新の新聞や雑誌、ネットでほとんど使われなくなったもの、テレビやラジオで見聞きしなくなったものは、“死語化した”と判断して、言葉を削除している」とのことで、ほかにもIT関連では「BBS」も削除対象となっている。これら削除される項目の主要なものは、同辞典を取り上げたテレビ番組で詳しく紹介されており、「携帯メール」「着メロ」など、21世紀に入ってから登場した項目であっても、前述の方針に則って、削除の対象となるケースがあるようだ。