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多い? 少ない? 大企業に勤める従業員の約2割、「シャドーIT」利用経験ありとの調査結果
2022年10月21日 11:40
大企業に勤める従業員の約2割が、会社が把握・許可していないIT機器やサービス、いわゆる「シャドーIT」の利用経験があることが調査により明らかになった。
これはメタップスが大企業(従業員数1000人以上)に勤務する656人(IT企業320人、非IT企業336人)を対象に行った調査によるもので、それによると会社が把握・許可していないIT機器やサービスを使ったことがあるかという問いに対して「何度もある」が8.2%、「ややある」が10.1%と、全体のおよそ2割が経験ありと回答したというもの。また、その理由については、「そのサービスを利用することで生産性の向上が見込めるから」が41.7%、「会社で利用しているサービスが非効率だから」が25.0%と、複数回答の中でも効率を理由に挙げるユーザーが多数見られた。一方で「テレワークの作業環境の構築を個人に任せられているから」が17.5%と、企業側の管理が及んでおらず黙認状態になっているケースも少なからずあるようだ。ほかにも興味深い回答が多数あるので、詳細はリンク先を参照されたい。
- 大企業社員600名に調査、シャドーITが生まれる理由の4割が「生産性の向上が目的」(メタップスクラウド)
https://press.metapscloud.com/report-2022-10-19