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X(旧Twitter)、競合サービスなどのURLクリック時に遅延を追加していたことが判明

 X(旧Twitter)が、特定のサイトへ移動する場合のみ、5秒の遅延を追加していたことが判明し、批判の声が上がっている。

 これはXに貼られたURLをクリックしたとき、特定のサイトに関してのみ、通常のサイトと比べて開くのが5秒遅れるよう設定されているというもの。ここで言う特定のサイトとは、FacebookやThreads、Blueskyといった競合SNSのほか、New York TimesやReutersなど報道機関のサイトだ。実際にテストを行って遅延の発生を確認したThe Washington Postは、これらはいずれも、これまでにイーロン・マスク氏が“口撃“したことのあるサイトであるという共通項の存在を指摘している。一般的に、サイトが開くのが3秒以上かかると50%近いユーザーが離脱すると言われており、5秒という遅延はかなり致命的。なお、Xおよびイーロン・マスク氏はこの件についてコメントしていないが、The Washington Postでこの件についての記事が公開されて数時間後、一部のサイトでは遅延が解消されたとのことだ。