やじうまWatch

“Googleに保存したURL”がポリシー違反を理由に削除され海外で騒ぎに。その真相は?

 “Googleに保存したURL”がポリシー違反により削除されるという出来事が海外で発生し、ちょっとした騒ぎになっている。

 これは、あるユーザーがウェブサイトのURLを保存したところ、Google検索のポリシー違反であることを告げるメールが届き、URLを削除する措置を受けたというもの。このユーザーが、Chromeに保存されているブックマークがGoogleに覗き見られたとMastodonで発信したことで、この件は多くの人の知るところとなったのだが、実はこれはChromeのブックマークではなく、ウェブサイトのURLやGoogleマップのお気に入りなどを一括して保存できる「コレクション」機能で共有していたURL。もとよりほかのユーザーからも閲覧できる状態にあり、それが不適切な内容だったことから、Googleが削除を行ったというのが正しい流れで、決して「GoogleがChromeのブックマークを監視して不適切なURLを削除した」のではなかったようだ。つまり早とちりだったわけだが、とはいえ、コレクション機能の中身にまでGoogleが目を光らせていることが明らかになったことで、教訓と捉える人も少なくなかった模様。家族や仲間とのURL共有にコレクション機能を使っている人は、Googleにしっかりチェックされていることは意識したほうがよさそうだ。