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Twitterの軽量版アプリ、ブランド変更の陰でインストール数が爆増していたことが判明

 Twitterアプリの軽量版であるスマホアプリ「Twitter Lite」のインストール数が、Xへのブランド変更の陰で約350%も増加していたことが明らかになった。

 これは調査会社Sensor Towerの調べによるもの。それによると、TwitterからXへのブランド変更により、以後、数週間で週間アクティブユーザー数が4%減少したほか、Xアプリはアプリストアの総合ランキングで4つ順位を下げて36位になるなど、少なくともこの期間についてはブランド変更が裏目に出ていたことが判明。その一方で、「Twitter」で検索して表示されるXアプリが旧Twitterアプリだと知らない人も少なくなかったためか、検索結果に表示される新興国向けのTwitterの軽量版アプリ「Twitter Lite」のダウンロード数が、約350%も増加したことも明らかになっている。特定の国およびデバイスにしかインストールできないアプリであることを考えると、この350%増という伸び率以上のユーザーがインストールを試みようとした可能性もあり、それだけ多くの人を混乱させたことになる。ちなみに「Twitter Lite」は、現在もこの名称でGoogle Playストアで提供が行われている。