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災害時にインターネットがつながらない場合に備えている人は1割程度にすぎないと判明

 災害時にインターネットがつながらない場合に備えている人は、全体の1割程度にすぎないことが調査により判明した。

 これはソニーネットワークコミュニケーションズが、過去に震度6以上の被災経験がある人200人と未経験の人200人の計400人を対象に行った調査で明らかになったもの。災害時にインターネットがつながらない場合に「とても不安を感じると思う」「やや不安を感じていると思う」を合わせると全体の89%に上る一方で、そうした場合に備えて対策や準備を行っている人はわずか3%、「出来ている」と「どちらかというと出来ている」を合算しても1割程度だったという。被災経験者はやや割合が上がるものの、それでも5%にすぎず、災害発生の可能性は認識しているものの実際には対策ができていない現状が明らかになった。また、携帯キャリアが災害時に無料開放する公衆Wi-Fi「00000JAPAN」について89%が「知らない」と回答するなど、こちらも認知度に大きな問題があるようだ。