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シニア層におけるLINEの利用率が上昇、メールの利用率を初めて上回る

 シニア層のLINE利用率が初めてメール利用率を上回ったことが明らかになった。

 これはNTTドコモのモバイル社会研究所が全国の60~79歳の男女1350人を対象に行なった調査で明らかになったもの。メールとSNSの利用率において、LINEが76%となり、2018年の調査開始以来、初めてメール(64%)を上回ったという。2018年の時点ではメールが57%、LINEが28%とダブルスコアをつけられていたのが、2022年にはともに66%で横並びとなり、そして今年初めて逆転したことになる。ちなみにこれ以外のツールは、FacebookとTwitter、Instagramはどれも、ここ2年は10%前後で横ばいだが、この中でLINEとInstagramは女性が、メールとFacebook、Twitterは男性の利用率が高いなど、性別によって大きな差があるようだ。このほか、関東は他地域に比べてシニアのメール・SNSの利用率が高いなど、地域差も存在することが明らかになっている。