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例年の年末より切迫中? 宅配事業者が荷物量の増加による配送遅延を相次いでアナウンス

 宅配事業者が12月1日以降、相次いで荷物の遅延に関する告知を行っている。

 年末になると荷物の増加によって宅配便の遅延が起こるのは毎年恒例だが、今年は例年よりも早く、各宅配事業者が相次いで荷物の遅延に関するアナウンスを行うなど、これまでになく状況が切迫しているようだ。佐川急便は同社の会員制ウェブサービス「スマートクラブ」と「LINE」で配信している配達予定通知を、一時的に停止していたことを発表(現在は復旧)する一方、12月1日~2024年1月4日まで、電話やインターネットによる集荷依頼は前日までに行うよう案内。また、ヤマト運輸は、荷物量の増加により一部地域で配送に遅れが生じており、年末に向けてさらに遅れが生じる可能性があることから、日数の余裕をもって利用してほしいとアナウンスしている。大きな影響を与えたであろう大手ECサイトのブラックフライデーセールは終了したが、ここで生じた遅延が年明けまでに解消するとは考えないほうがよさそうだ。