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文の途中でのおかしな改行がなくなる? Chromeに日本語の改行位置の自動調整機能が追加へ

 Chromeに、日本語を適切な位置で改行する機能が新たに追加されたことが明らかになった。

 これは単語の区切りにスペースを使用しない日本語において、自然なフレーズの境界で行を折り返す機能。Chrome 119 以降の「word-break: auto-phrase」で導入されるもので、これらを解説する開発者向けのブログエントリでは、「窓ぎわのトットちゃん」という一文に対して「窓ぎわの」「トットちゃん」と分割された例が挙げられている。これまでAppleのページなど、大きな文字で書かれたキャッチコピーがおかしな位置で改行されることで見え方が不自然になる例はたびたびネットでも話題になっていたが、今回の件で改善されることになりそうだ。なお、改行をコントロールする方法として、改行可能位置を指定する<wbr>タグなどの紹介もされている。ウェブ制作者はリンク先のエントリをいちどチェックしておくことをおすすめする。