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「サブスクの解約方法が難しすぎる」消費者からの苦情で米FTCがAdobeに立ち入り調査へ

 Adebeがサブスクの難解な解約方法を巡り、米連邦取引委員会(FTC)の立ち入り調査を受けていることが明らかになった。

 これは同社の「Creative Cloud」のサブスクリプションプランの解約方法が難解すぎるとのユーザーの苦情を受けてのもの。同プランの解約は購入後2週間以内に行わなくてはキャンセル料が発生し、それを超えると日割りのペナルティが課されるほか、更新にあたってのアナウンスもなく自動更新される。SpotifyやNetflixなど他のサブスクプランでキャンセル料が発生しないのとは対照的で、こうした苦情がFTCに相次いで寄せられたことで、立ち入り調査に至ったようだ。Adobeが米証券取引委員会(SEC)に提出した書類によると、これらの調査は2022年6月から行われており「この問題の弁護や解決には多額の金銭的費用や罰金が伴う可能性」があるとしている。同社のプラン解約や更新を巡っては日本国内のSNSで話題になることも多いが、今回の一件で改善に向かうことはあるのだろうか。