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「ウェブで契約したら解約もウェブで」FTCがサブスクサービス解約手順の標準化に乗り出す

 米FTC(連邦取引委員会)が、サブスクリプションサービスをウェブ上で簡単に解約できる手順の標準化に乗り出した。

 サブスクリプションサービスは申込みこそ簡単ながら解約には多大な労力がかかることが多く、なかには解約しづらいよう意図的にフローを難解にしているのではと疑われるケースもあるほか、ウェブからは解約できずに電話でしか手続きが行えないというケースもある。今回、FTCが乗り出しているのは、こうしたサブスクリプションサービスの解約プロセスを、申し込みのプロセスと同じくらい簡単にすることだ。申し込み時に契約内容を明示し、ユーザーにとって不要なオプションが付与されることがないようにするほか、オンラインで申し込んだ場合は必ず解約もオンラインで行えるようにすることを企業に義務付けている。現時点では試案を公開して意見募集を行っている段階だが、今後ルールの策定が進み、日本へも波及することを期待したい。