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X(旧Twitter)の価値がさらに下落との試算、マスク氏買収前の実に5分の1強に

 X(旧Twitter)の価値がさらに下落し、イーロン・マスク氏による買収前の約5分の1強にまで激減しているという推計が公表された。

 これは米資産運用大手のフィデリティが公表したもの。同社は保有するXの持ち分の現在の推定価値を419万ドルと試算しているが、これはマスク氏がXを買収する前の試算額1960万ドルの21%で、2年足らずの間に約5分の1強にまで激減しているという。フィデリティが毎月見直しを行っているこの持ち分の価値は過去2年間にわたって一直線に下落しているわけではなく、2023年暮れには一時的に持ち直したこともあったが、2024年に入ってからは下落の傾向が続いており、特に8月末時点で行われた今回の試算は7月末から24%も低下するなど、下げ止まりの兆しが見えないようだ。