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X(旧Twitter)、マスク氏買収後はアクティブユーザー数がほとんど伸びていないと判明

 X(旧Twitter)のアクティブユーザー数が、イーロン・マスク氏による買収が行われて以降の2年間、ほとんど伸びずに停滞していることが明らかになった。

 これは「Financial Times」が伝えたもので、イーロン・マスク氏がTwitterを買収した2022年半ば以降、1日当たりのアクティブユーザー数の平均は約2億5100万人にとどまっており、これは増加率でいうと年間1.6%にすぎないという。決してマイナスというわけではないが、2020年には年間30%も増加していたことを考えると、明らかに停滞していることが分かる。一方でMetaによって立ち上げられた「Threads」はアプリのダウンロード数が順調に伸びており、今年に入ってからiOS版がXの2000万回に対して5100万回、Android版がXの4500万回に対して8700万回と、2倍前後もダウンロードされていることが「AppFigures」の調査で判明している。ただしXはウェブ経由でのアクセスが多く、月間訪問者は約20億回と、わずか5150万回のThreadsに比べて40倍近く多いことが分かっており、ThreadsがXに追いつくには、まだまだ時間がかかりそうだ。