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X(旧Twitter)のトラフィック、軒並み減少する中で唯一伸びている「ある指標」とは?

 Similarwebの最新のレポートによると、X(旧Twitter)のトラフィックは、ある1つの項目を除き、全ての項目で減少傾向にあるようだ。

 イーロン・マスク氏がTwitterを買収してから約1年が経過するが、Samelwebの推計によると、9月の「twitter.com」のトラフィックは前年比で14%減少しているほか、広告主向けポータル「ads.twitter.com」へのトラフィックは16.5%も減少。また、米国でのトラフィックは19%、欧州でも10%以上それぞれ減少しており、さらにモバイルアプリの利用率も減少するなど、あらゆる項目で減少の傾向が見られる。そんな中、唯一トラフィックが上昇しているのが、ほかならぬイーロン・マスク氏のプロフィールと投稿へのトラフィックで、なんと前年比96%増という、劇的な増加を成し遂げている。Samelwebはレポートの中で「twitter.com/elonmusk/へのトラフィックは、私たちが見つけることができる成功のほぼ唯一の肯定的な指標です」と、皮肉を込めてコメントしている。ちなみに、ほかのソーシャルメディアもこの1年でトラフィックが緩やかに減少しており、X以外ではFacebookが前年比10.4%減と、減少幅の大きさが目立つ結果になっている。