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みんな見つけて! メディアで多用される「旧Twitter」という表現をXが自ら採用して話題に

 メディアなどでお決まりとなっている「X(旧Twitter)」という表記を、Xが自ら採用しているのが見つかり、話題になっている。

 Twitterから名称を改めたSNS「X」だが、すでに広く知れ渡ったTwitterという固有名詞の知名度には到底及んでおらず、また文字数が少なく認識しづらいなどの理由もあり、メディアでは「X(旧Twitter)」と書かれるのが恒例となっている。ところがこのたび、当のX自身がこの「旧Twitter」というフレーズを用いているのが発見された。場所はApp Storeのアプリの紹介文で、アプリ名の「X」の下に「旧Twitter」と自ら記載している。この数日間で書き換えられたとみられるこの一文、従来は「Let's talk」とだけ書かれていた部分にあたり、英語版では「Formerly Twitter(かつてのTwitter)」と、やはり同じニュアンスの一文が記載されている。Xはアプリ名を変更してからダウンロード数が減少していることが調査会社の調べで判明しており、それはTwitterアプリを探しに来たユーザーが見つけられないからだと指摘があったことも、今回の措置に影響していそうだ。「Twitter」という固有名詞の呪縛から、X社が逃れられるのはいつになるのだろうか。