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位置情報サービス「Foursquare」が15年の歴史に幕、サイト上のデータは「Swarm」に移行へ

 位置情報サービス「Foursquare」がサービスを終了することが発表された。

 Foursquareは、位置情報を利用したライフログ系SNSの一種として2009年にスタート。当初は、特定の店などに赴いてチェックインすることでバッジを獲得できるというゲーム性が特徴だったが、2014年、そうした機能を同じ運営元の別サービス「Swarm」へと分離し、おすすめの店や観光スポットを紹介する街ガイドアプリ「Foursquare City Guide」に姿を変えて運営を続けていた。今回のサービス終了でFoursquareブランドでの運営は終了するものの、街ガイドのデータはSwarmへと移行するということで、実質的にはブランドを整理したうえでのサービス継続となるようだ。なお、アプリは2024年12月15日まで、ウェブサイト上のデータは2025年初頭までは利用できるほか、ユーザーのデータについてはエクスポート機能も用意されている。

 まだ「ポケモンGO」や「Ingress」もない時代、スマホを使った位置情報の斬新な使い方に驚かされた人は少なくなかったはずで、ひとつの時代の区切りと言えそうだ。