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令和版ポケベル!? 絵文字だけでコミュニケーションする「emojam」をセガ フェイブが発売

  • 編集部

2024年12月10日 16:30

　株式会社セガ フェイブは12月10日、絵文字だけでコミュニケーションを図る「emojam」（エモジャム）を、キッズテックブランド「LinkLink」から発売した。カラーはギャラクシーピンクとコズミックブルーの2色。周辺アイテムとして、専用ケース2種類（ケータイなケース、アイスなケース）、別売絵文字コンテンツの専用ダウンロードカード5種類（サンリオキャラクターズ、すみっコぐらし、オバケーヌ、LinkLinkズ、ピーヨとウササ）も発売する。

　市場想定価格は、「emojam」本体が7150円、「emojam専用ケース」が2420円、「emojam専用ダウンロードカード」が880円。

　1990年代に流行した「ポケベル」から発想を得て開発されたという。まだ携帯電話も普及していない中、初期のポケベルはディスプレイ上に数字だけしか表示できなかったが、常に持ち歩いてテキストメッセージをやりとりできるデバイスとしては画期的で、数字の組み合わせで「724106」→「ナニシテル」「04510」→「オシゴト」のように、数字を組み合わせた符丁のようなやり取りが行われていた。

　emojamは、数字ではなく「絵文字だけ」でコミュニケーションを図ることが特徴。表情豊かな絵文字や動く絵文字など、1400種の絵文字があり、一度に最大10個の絵文字が送信できる。専用ダウンロードカードを使用して、絵文字を増やすことも可能。Wi-Fi接続で離れた場所にいてもコミュニケーションできるが、物理的に本体底面を接触させないと友だち登録ができない機能を採用し、知らない人とチャットするリスクを低減させるとしている。セガ フェイブは、「文字によるコミュニケーションとは異なり、絵文字の送受信になることで直接的な強い言い回しなどを回避でき、安全で楽しい交流の場を実現する」とコメントしている。