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Windows 11「Copilotキー」は2024年最大の失敗作? 早期廃止を期待する海外メディアも

 Windows 11の「Copilotキー」について、海外メディア「Windows Latest」が考察を行っている。

 Copilotキーは2024年の年明け早々、生成AI「Copilot in Windows」を起動するための物理キーとして新たに追加されることが発表された。Windows PCに専用キーが追加されたのはかつての「Windowsキー」以来約30年ぶりで、Microsoftの力の入れようがうかがえたのだが、Copilot自体はタスクバーからなど他の起動方法もあった。そのうえ、9月にリリースされたビルド22635.4225からは、Copilot以外のアプリを割り当てられるようになり、法人向けPCに関してはMicrosoftが自らMicrosoft 365アプリの割当変更を促すなど、登場から1年を経たずして中途半端な存在になってしまっている。Windows Latestでは、こうした紆余曲折を紹介しつつ、MicrosoftがCopilotキーを「どう扱えばいいのか分からなくなっている」とバッサリ。エンドユーザーにとってもメリットがないとして「今後のWindows 11 PCでは、キーなしで出荷されることを期待しています」と述べている。