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DDIポケット、Blasterウイルス対策に135番ポートを遮断


 DDIポケットは22日、Blasterウイルスへの対策として、PRINおよびDIONを利用しているユーザーに対して同ウイルスの侵入経路であるTCPポート135番を遮断したことを公表した。

 Blasterウイルスは、Windows NT/2000/XPの脆弱性を利用するワーム型ウイルス。TCPポート135番などを利用して侵入する。今回DDIポケットでは、ウイルス対策として135番ポートを利用した通信ができないように遮断する措置をとった。影響を受けるのは、PRINもしくはDIONを利用しているDDIポケットユーザーのうち、135番ポートを使用したサービスの利用者だ。なお、PRINやDION以外のISPを利用しているユーザーへの影響はない。

 同社によれば、「135番以外のポートについては遮断する予定はない」としているが、「Blasterウイルスの終息する時期がはっきりしない以上、当面は続行する」という。また、KDDIによれば、「135番ポートを閉じることは通常サービスにも影響が出る。今回の措置はDDIポケットユーザー限定のもので、固定網などで利用しているDIONユーザーに対しては行なわない」としている。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.ddipocket.co.jp/biz/news/info/082201.html

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( 鷹木 創 )
2003/08/25 16:25

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