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SP1を適用しているかどうかは、[コントロールパネル]→[システム]→[全般]で確認可能。適用していると上記のように表示される
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マイクロソフトは5日、SP1(サービスパック1)を適用していないWindows XPへの修正プログラムの提供を9月4日で終了したと発表した。
修正プログラムの提供終了は、同社のガイドライン「デスクトップWindows製品のライフサイクルガイドライン」に基づくもの。これにより、SP1を適用していないWindows XPの場合、今後新たに公開される修正プログラムを適用することができなくなる。したがって、SP1を適用していないWindows XPユーザーが最新の修正プログラムを適用するためには、まずSP1を適用する必要がある。
一方で修正プログラム以外のユーザーサポートや、9月3日までに公開されたSP1を含む修正プログラムは、引き続き利用することができる。また、8月に流行したウイルス「Blaster」のように、修正プログラムの公開からその脆弱性を狙ったウイルスの発生までのサイクルが1カ月と短くなる傾向があるため、同社ではWindows XPユーザーは早急にSP1を適用し、常に最新の状態を保つように呼びかけている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.microsoft.com/japan/windowsxp/endofgold.asp
デスクトップWindows製品のライフサイクルガイドライン
http://www.microsoft.com/japan/windows/lifecycle.asp
・ 爆発的流行の兆し? Blasterウイルス対策マニュアル(2003/08/13)
・ 米でBlasterの亜種を作成、流布した18歳の容疑者逮捕(2003/08/30)
・ Windows RPCの脆弱性を利用したトロイの木馬型ウイルス「RALEKA」(2003/09/05)
( 大津 心 )
2003/09/08 18:39
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