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「Active Content Developer Center」のWebサイト
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マクロメディアは7日、6日に米Microsoftから発表されたInternet Explorerの仕様変更に伴ったツールやリソースの提供を目的として、Webサイト「Active Content Developer Center」を開設したと発表した。
マクロメディアによると、仕様変更後のIEでは、HTML内で「objectタグ」「embedタグ」「appletタグ」などが使用されていると、再生許可を求めるダイアログボックスが表示されるという。これらのタグは、Javaアプレットを挿入する際や、MIDI再生する際などに広く使用されている。
これに伴い同社では、仕様変更にWebデベロッパーがいち早く対応できるように、具体的な「修正前・修正後」のHTMLとスクリプトのサンプルをActive Content Developer Centerで公開した。Webデベロッパーはこのサンプルを参考に、仕様変更の影響を受けるWebサイトの更新や、自動的に変更するためのスクリプトを作成できるとしている。
また同社では、無償のツールセット「Active Content Update Utilities」を近日中にActive Content Developer Center上で公開する。このツールは、Macromedia Flash、 Shockwave、Authorwareなどで制作されたコンテンツの必要な変更を効率的に行なうことができるというもの。このユーティリティは、オープンソースライセンスの下で無償提供される。
同社では今後も継続的に、IEの仕様変更に伴う修正への対応方法や最新情報をActive Content Developer Center上で公開していくという。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.macromedia.com/jp/macromedia/proom/pr/2003/microsoft_browser.html
Active Content Developer Center
http://www.macromedia.com/jp/devnet/activecontent/
・ 米Microsoft、Eolasとの特許問題に対応しIEの仕様を2004年初頭に変更(2003/10/08)
・ 米Microsoft、IEの仕様変更必須か~特許訴訟敗訴で(2003/09/04)
( 大津 心 )
2003/10/08 14:31
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