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検索結果表示のメイン画面
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米Groxisは5日、同社のサーチエンジン検索支援ツールとしては初めてGoogleをサポートする「Grokker2.1」を発表した。Grokker2.1をすでに購入している利用者には、Googleプラグインが無償で提供される。
Grokkerでは、サーチエンジンの検索結果を内容に応じて分類して画像として表示するため、求めている情報を一目で見つけられるようになる。そのためGrokkerは、サーチエンジンの次世代ユーザーインターフェイスとしてしばしば取り上げられている。Groxisではバージョン2.1から表示アルゴリズムを大幅に改善しており、今回発表されたGoogleプラグインはこのアルゴリズムに全面的に対応した初めての製品となっている。なお、このGoogleプラグインは、Googleが提供しているGoogle APIのベータサービスを使用している。
GroxisはGrokkerを2002年10月に公開し、斬新なユーザーインターフェイスによって大いに注目されたが、当時から最もメジャーだったサーチエンジンのGoogleをサポートしていないことが大きな欠点とされていた。今回Googleを利用できるようになったことで、Grokkerの真価がより問われるようになるだろう。
なお、日本語で検索することも、検索結果を表示することも現在可能だが、検索結果の分類や得られる検索データの量を通常のGoogleと比較してみるとあまりにも量が少ないため、実質的には英語で使用することを前提にしているといえるだろう。
Grokker2.1はWindows XP/2000と、Mac OS X 10.2.6以上およびSafari 1.0以上に対応。30日間試用可能で、1ライセンス49ドルで購入できる。
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分類されたそれぞれの円にズームインすると、さらに詳細な分類が表示される
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日本語の表示も可能だ
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関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.groxis.com/service/grok/g_co_pr17.html
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・ 米Groxis、大幅に機能を向上した視覚的検索ソフトを発表(2003/12/16)
・ 米Groxis、Googleの検索結果を視覚的に表示できるプラグインを発表(2004/02/18)
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2004/05/06 12:57
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