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2004年の流行ウイルスの70%が1人の少年が作成したもの〜Sophos報告


 ウイルス対策ベンダーであるSophosは29日、2004年上半期に発見されたウイルスのうち約70%が1人のドイツ人少年が作成したものだと報告した。

 Sophosが27日に発表した2004年上半期のウイルスランキングによると、1位がウイルス「Sasser」で全体の26.1%、2位が「Netsky.P」で21.4%、3位が「Netsky.B」で11.0%、4位が「Netsky.D」で6.8%、5位が「Mydoom.A」で4.4%だった。

 Sophosによると、5月にドイツで逮捕されたSven Jaschanという18歳の少年が、SasserとNetsky.Pを作成したことを自供しているという。このことから、同社では「少なくとも上半期に流行したウイルスのうち47.5%が、Sven Jaschanが作成したものであることがわかる」と分析している。また、Jaschanが作成したと思われるそのほかの亜種も加えると、その割合は70%を超えるという。

 SophosのシニアテクノロジコンサルタントであるGraham Cluley氏は、「1人のドイツ人ティーンエージャーがこれだけのウイルスを作成できたことに、素直に驚いている。もし、Jaschanの友人がマイクロソフトに通報しなかったら、もっと状況は悪化していただろう」とコメント。さらに、「Jaschanは18歳未満の時にウイルスを拡散したため、有罪となっても深刻な刑罰は回避できる可能性がある」と追加説明した。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.sophos.com/virusinfo/articles/oneman.html

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( 大津 心 )
2004/07/30 14:31

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