DVDコピーソフトを開発・販売してきた米321 Studiosが2日、営業を停止したことが同社の発表により明らかになった。
321 Studiosは、ゲームソフトや映像ソフトに使われているDVDをコピーするために、DVDのコピー防止機能を回避するソフトウェアを販売していた。321 Studiosでは、DVDを購入したユーザーが自分用のバックアップを作成できることは当然の権利であると主張していた。しかし、ゲームソフト大手のElectronic ArtsやVivendi Universal、米映画業界団体のMPAAなどがデジタルミレニアム著作権法に基づいて出荷停止命令を求め、この請求が認められていた。
米321 StudiosのWebサイトに掲載されている発表文によると、「321 Studiosは営業を続けようと努力してきたが、今年初めに3つの米連邦裁判所で321 Studiosに対して起こされた出荷停止命令によって、321 Studiosはこれ以上営業を続けることができない結果となった」と説明している。
321 Studiosの製品は、国内でもアクト・ツーが販売している。ただし、国内版についてはコピー防止機能である「CSS」を解除する機能が搭載されていないため、米国のような問題は生じないとされている。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.321studios.com/pressroom.asp
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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2004/08/03 12:47
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