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OSが検索を支配することはないと考えている〜Google創業者、来日記者会見


Googleの共同創設者で技術部門担当社長のSergey Brin氏(左)と製品部門担当社長のLarry Page氏(右)
 グーグルは18日、米Googleの共同創業者であるLarry Page氏とSergey Brin氏の来日に合わせて都内で記者会見を行なった。両氏が同時に来日したのは初めてということで、会見では日本での今後のビジネスや、先日公開されたGoogle Desktop Searchなどへの質問が相次いだ。

 会見では両氏によるGoogleのこれまでの歩みの紹介に続いて、GmailやGoogle Printなどの新しいサービスについて概要を説明。Google Printで書籍の内容が検索可能となったように、オンライン上にある情報だけでなく、あらゆるものを検索の対象としてGoogleに取り込んでいきたいと語った。また、東京に研究センターを開設したことにも触れ、日本は携帯電話やブロードバンド化などで世界の最先端にあり、こうした環境の中での研究開発成果が近い将来に世界中で利用されることになるだろうという見解を述べた。

 質疑応答では、日本においてはYahoo! JAPANが検索でも大きなシェアを持っているが、今後はどのようにしてシェアを伸ばしていくかという質問に対して、日本ではYahoo!がすでに成功している状態の中でサービスを開始し、これだけシェアを伸ばせたことは十分にビジネスとしてうまくいっていると考えているとして、検索の分野では多くのライバルが登場しているが、今後もさらに品質の向上や新しいサービスによりユーザーを獲得していきたいと述べた。

 また、今後のビジネスモデルについては、現在のGoogleでは広告が大きな収入源となっており、今後は広告以外の分野でも収益を上げていきたいと考えているが、広告の表現方法にもまださまざまな手法が考えられ、今後も広告は伸びる部分が十分にあると考えていると語った。

 先日ベータ版が公開された、PCのローカルファイルを検索する「Google Desktop Search」については、インストールすることでWebで検索した場合にもローカルファイルの検索結果が同時に表示されるようになり、調べたい情報がすでにメールで届いているといったことがわかるようになると語った。こうしたサービスをマイクロソフトもOSに組み込む形で提供していくのではないかという質問に対しては、マイクロソフトは強力なライバルではあるものの、OSだけがライバルではなく、OSが検索を支配することはないと考えていると答えた。

 また、Googleは「gbrowser.com」といったドメインを取得していることから、今後はWebブラウザを開発するのではないかという観測があることについては、Webブラウザに新しい機能を追加するための仕組みとしてGoogleツールバーなどの開発は行なっているが、Webブラウザそのものを作ることは現段階では考えていないことを明らかにした。

 会見の最後には日本のユーザーへのコメントとしてBrin氏が、できるだけ多くのユーザーにGoogleを使ってもらい、ぜひ感想や改善点をメールなどで送っていただきたいと語った。


関連情報

URL
  Google
  http://www.google.co.jp/

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( 三柳英樹 )
2004/10/18 17:37

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