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“賢いフォルダ”が暗黙のうちに情報を集め続ける「blinkx 2.0」公開


 米blinkxは15日、デスクトップ検索ソフトの新バージョン「blinkx 2.0」を発表した。blinkxはデスクトップに常駐する検索ソフトで、高速にローカルPC内を検索できるほか、メールやWebサイトなど表示している文書の内容に応じてWeb検索をパーソナライズできる、パーソナル検索の草分けとも言えるユニークなソフトだ。

 blinkx 2.0へのバージョンアップで追加されたユニークな機能が「Smart Folder」だ。blinkxの中にSmart Folderを作成し、その中にテキストやWebサイトで集めた新聞記事などを入れておくと、フォルダの中に含まれている文章の内容に応じてblinkxが暗黙のうちに新しい情報をそのフォルダに追加し続ける。情報が追加されるたびにユーザーにアラートが表示されるため、新しい情報を簡単に入手できることになる。このフォルダの検索対象となる情報はローカルPC内のドキュメント、Webサイト、P2Pネットワーク内のマルチメディアファイルなど多岐に渡る。追加するファイル形式を限定したい場合には、フィルタリングを設定することで対応できる。

 blinkxを使うと、毎日のように追加される情報が増加して、何をどこで見たのか忘れてしまうことがある。そこで今回、自分が見た情報源を記憶する「Stuff I've Seen」機能が追加された。これにより、自分が何を見て、その情報がどこにあったかという情報をいつでも辿ることができる。このほか、バージョンアップによりP2Pネットワーク内のファイルを検索する機能も追加されている。

 blinkx 2.0は現在、同社のWebサイトから無料でダウンロードできる。対応OSはWindows XP/2000。残念ながら日本語には対応しておらず、英語のインターフェイスであることに注意が必要だ。


関連情報

URL
  ニュースリリース(英文)
  http://www2.blinkx.com/press/2004/20041115.php

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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2004/11/16 12:17

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