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迷惑メールの処理にかかる時間は1日平均7.78分〜シマンテック調査


 シマンテックは2日、迷惑メール(スパムメール)とスパイウェアに関するユーザー調査の結果を公表した。調査はインターネット利用歴3年以上のユーザー1,100人を対象に、Webによるアンケート形式で1月中旬に実施したもの。


迷惑メールに返答してしまうユーザーも1割以上

シマンテックの斎藤秀明副社長
 自宅のネット環境において迷惑メールをどのくらい受信しているかという設問では、プロバイダーのメールアドレスなどの有料アドレスの場合には55.2%のユーザーが1日1通以上迷惑メールを受け取っていると回答。1日10通以上迷惑メール受信しているという回答も18.4%に上る。また、ポータルサイトなどで提供される無料アドレスの場合には、迷惑メールを1日1通以上受信するユーザーが60.0%、1日10通以上受信するユーザーが19.7%といずれも割合が上昇する。

 こうした迷惑メールの処理に要する時間については、1日10分以上かかるという回答が26.7%に上り、回答者全体の平均では1日7.78分を迷惑メールの処理に費やしているという結果となった。1日に20通以上迷惑メールを受信しているユーザーの場合には平均処理時間は1日20.22分となり、男女とも50歳以上の層では迷惑メールの処理時間が長くなる傾向がある。

 迷惑メールを受信した場合の対応としては、「何もしない」という回答が61.9%と最も多くなっている。一方、「受信を拒否するためメールに書かれてあるURLにアクセスする」(13.8%)、「拒否する旨を書いたメールを送る」(11.7%)といった、迷惑メール対策としては好ましくない対応を取っているユーザーも一定の割合で存在するという結果となった。


迷惑メールの処理時間は1日平均7.78分 1割以上のユーザーが迷惑メールに対して返答している

2割弱のユーザーがスパイウェアが入っていることを確認

 スパイウェアについての調査では、スパイウェアを「どんなものであるかを知っている」と回答した割合は28.6%となった。また、比較のためにインターネット利用歴1年未満のユーザー(100人)に対して同じ質問をしたところ、スパイウェアを知っているという回答は6.0%に止まった。

 一方、スパイウェアがどのようなものであるかを説明した後に、利用しているPCにスパイウェアが入り込んでいる可能性を尋ねたところ、19.4%のユーザーは「実際にスパイウェアが入っていた」と回答しており、「もしかすると入っているのではないか」という回答も28.9%に上っている。

 スパイウェアの発見方法は、「セキュリティ対策ソフトやスパイウェア駆除ソフトなどを用いた」という回答が96.7%と大半を占める。スパイウェアの侵入経路の心当たりについては、「心当たりがない」(39.5%)という回答が39.5%と最も多く、「フリーソフト・ゲーム等」(25.6%)、「単にWebを閲覧していて」(19.5%)、「アダルトサイト」(7.2%)などが挙げられている。

 シマンテックでは、セキュリティ対策製品やISP側での迷惑メール対策を進める一方で、迷惑メール対策にはユーザーの意識向上も欠かせないとして、「疑わしいメールには返信しない」「不審なメールや登録の覚えがないメールを受け取った場合には、配信停止申し込み用という名目のURLをクリックしない」といった心構えをユーザーに対しても徹底していきたいとした。

 また、スパイウェアについては、どこまでが合法的かという部分が現状ではグレーゾーンであるとしながらも、スパイウェアによってPCの動作が不安定になるといった問題がサポートセンターにも数多く寄せられており、今後はセキュリティ対策製品でスパイウェアへの対応をさらに強化していきたいとしている。


スパイウェアの認知率はネット利用歴3年以上のユーザーで28.6% スパイウェアの侵入経路は約4割のユーザーが「不明」と回答

関連情報

URL
  シマンテック
  http://www.symantec.co.jp/

インターネットユーザーの87.9%が情報漏洩に不安〜シマンテック調査(2004/06/10)
シマンテック、スパムメールの調査結果を発表〜PCユーザーの8割が受信(2004/02/12)


( 三柳英樹 )
2005/03/02 19:23

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