ネットアークは8日、ブログや掲示板を活用したマーケティングエンジン「CROSSMARC」を用いて、インディーズバンド「raccoon」の新曲「春風」のプロモーションを開始した。
CROSSMARCは、デジタル著作権管理技術を施したコンテンツをインターネット上に正規流通させ、消費者にクチコミで広めてもらうことを目的としたマーケティングエンジン。デジタル著作権保護技術を持つネットアークとEコマース事業を手がけるクロスワープが共同で開発した。
今回のプロモーションでは、デジタル著作権管理を施したraccoonの楽曲ファイルを「raccoon meets CROSSMARC」というサイト上に公開。3月31日までの期間限定で、「春風」ラジオDJ風特別バージョンなどの無料ダウンロードサービスを行なう。
利用者は、自分のサイトやブログ・ソーシャルネットワーキングサービス・掲示板などでダウンロードしたコンテンツをアップロードできるほか、メールで配信することも可能だ。ファイルを受け取ったユーザーが楽曲を再生すると、IPアドレスや日時などのデータがネットアークのサーバーに転送される。これにより、いつ、誰が、どのコンテンツを、誰からクチコミされたかといった、クチコミ結果の効果測定ができる。
関連情報
■URL
raccoon meets CROSSMARC
http://rhp.netarc.jp/sp11/
・ ネット上のファイル伝播能力コンテストで、WebサイトがP2Pに圧勝?(2004/10/08)
・ ネットアーク、P2Pやブログのコンテンツ伝播能力を競うコンテスト(2004/08/23)
( 増田 覚 )
2005/03/08 17:39
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