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MSNサーチツールバー with Windows デスクトップサーチ
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検索結果画面
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マイクロソフトは25日、自社開発による検索エンジン「MSNサーチ」正式版の提供を日本でも開始する。また、デスクトップ検索ソフト「MSNサーチツールバー with Windows デスクトップサーチ」の日本語版も24日より無料ダウンロード提供する。
MSNサーチは、50億以上のドキュメントをインデックス化しており、Web検索のほかにニュース検索や辞書検索、コンピュータ用語検索などのカテゴリ検索も統合した。また、「MSNエンカルタ百科事典」が提供する約80万件以上の情報も「インスタントアンサー」として検索結果に統合して表示する。これらの情報は、カテゴリ別の検索タブによって切り替えられる。同一ドメインの検索結果をまとめて表示する機能やキャッシュページの表示機能も備える。
MSNサーチツールバーは、Windows Server 2003/XP/2000とInternet Explorer(IE)5.01以上に対応する。これをインストールすることで、ローカルPC内のファイルを検索できるツールバーがWindowsのエクスプローラやIE、Outlookに付加される。また、デスクトップ上のWindowsデスクバーからも検索可能だ。検索できるファイル形式は200種類以上で、インデックス化するファイルの種類やフォルダをユーザーで設定できる。検索結果画面にはプレビュー画面やサマリーが表示され、対応するアプリケーションで直接開くことも可能だ。
さらに、MSNサーチツールバーをインストールすることで、MSNサーチの検索結果ページにデスクトップ検索の結果が統合される。Webやニュース、エンカルタなどと並んで「デスクトップ」のタブが表示され、Webとローカルファイルを一元的に検索できるようになる。
このほかMSNサーチツールバーにより、IEにタブブラウジング機能が付加される。また、ポップアップウィンドウの遮断機能、MSN MessengerやMSN HotmailなどMSNの各サービスとの連携機能を備える。
MSNサーチは2004年11月からベータ版が公開されており、米国などではすでに2月に正式版となっていた。マイクロソフトによれば、今回の日本語版においてもベータ版からの大きな変更はないという。一方MSNサーチツールバーは、米国向けの英語版が2004年12月にベータ公開、2005年5月に正式版が公開されていた。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=2324
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( 永沢 茂 )
2005/06/23 20:06
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