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ASKACCS不正アクセス事件、民事訴訟でも元研究員と和解〜謝罪文をWebに掲載


 コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は26日、同協会が運営するWebサイト「著作権・プライバシー相談室〜ASKACCS」から個人情報を引き出した元国立大学研究員の男性に対して損害賠償を求めていた民事訴訟について、25日に東京地方裁判所で和解が成立したことを発表した。

 この民事訴訟は、2003年11月にASKACCSのページから元研究員が約1,200件の個人情報を引き出し、入手方法と個人情報の一部をイベントで公開した行為に対して、ACCSおよび個人情報を公開された3人が謝罪と損害賠償を求めて訴えていたもの。

 和解は元研究員が損害を賠償し、謝罪文を提出することで合意に至ったという。謝罪文はACCSに提出され、1カ月間Webページで公開することで合意したとしており、すでにACCSのWebページに謝罪文が掲載されている。また、訴訟ではACCSが500万円の損害賠償と弁護士費用、3人がそれぞれ30万円の損害賠償と弁護士費用を請求していたが、合意に至った賠償金額については公表しないとしている。

 元研究員は2004年2月に不正アクセス禁止法違反容疑で逮捕され、2005年3月に東京地方裁判所で懲役8カ月、執行猶予3年の判決が言い渡された。元研究員は判決を不服として控訴したものの、2005年6月に控訴を取り下げており、有罪とした一審判決が確定している。


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URL
  ニュースリリース
  http://www.askaccs.ne.jp/houkoku15.html

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( 三柳英樹 )
2005/07/26 13:28

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