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2005年上半期の振り込め詐欺、被害総額は118億円以上に〜警察庁


 警察庁は5日、2005年上半期(1月〜6月)における「振り込め詐欺」事件の認知・検挙状況をとりまとめた。認知件数は11,567件(うち既遂が10,006件)で、前年同期比では1,161件(11.2%)の増加。既遂件数では2,283件(29.6%)の増加になった。被害総額は118億8,226万円で約32億4,000万円(37.5%)の増加。検挙件数は1,101件と64.8%増加した。

 振り込め詐欺のうち「架空請求詐欺」事件は、認知件数が2,732件(既遂2,207件)で前年同期比では606件(28.5%)、既遂は134件(6.5%)増加した。被害総額は24億4,170万円で、前年同期から約7億8,000万円の大幅な被害拡大となった。検挙件数は326件で、こちらも前年同期比で227件(229.3%)と大きく増加している。

 また、いわゆる「オレオレ詐欺」事件の認知件数は3,657件(既遂2,650件)で、検挙件数は501件。被害総額は60億3,330万円と、前年同期から1億800万円と1.8%程度の増加で推移している。

 全国の警察組織では、被害を拡大する振り込め詐欺に対応するため、各道府県警察から都心に派遣された42人の捜査員による「首都圏派遣捜査専従班」を組織。捜査嘱託件数は2005年6月末現在で約700件に及び、各振り込め詐欺事件の合同捜査班などと連携して捜査にあたっているという。

 警察庁ではまた、2005年6月に発生した振り込め詐欺事件の認知・検挙状況も公表。6月の認知件数は2,009件(既遂1,947件)で、5月の1,539件(既遂1,455件)から増加した。被害総額も24億1,242万円と、5月の16億2,977万円から増加した。あわせて検挙件数も316件と5月の167件からほぼ倍増している。

 6月の架空請求詐欺事件は、認知件数が447件(既遂429件)と1月の830件(既遂432件)には及ばなかったが、被害総額は5億1,919万円、検挙件数が134件と過去6カ月で最悪の水準。被害総額では5月の2億4,311万円から倍増し、検挙件数では過去6カ月では初めて3桁に達している。

 このほか、警察庁では振り込め詐欺を防止するため、架空請求詐欺やオレオレ詐欺対策を掲載した「最近の振り込め詐欺の手口と被害防止のポイント」を公開している。


関連情報

URL
  2005年上半期「振り込め詐欺(恐喝)」の認知・検挙状況(PDF)
  http://www.npa.go.jp/sousa/souni5/kouhou17-6.pdf
  2005年6月度「振り込め詐欺(恐喝)」の認知・検挙状況(PDF)
  http://www.npa.go.jp/sousa/souni2/hurikome17-6.pdf
  最近の振り込め詐欺の手口と被害防止のためのポイント(PDF)
  http://www.npa.go.jp/sousa/souni4/hurikome.pdf
  2005年上半期の犯罪情勢(PDF)
  http://www.npa.go.jp/toukei/keiji24/hanzai.pdf

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( 鷹木 創 )
2005/08/09 19:15

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