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マカフィーのウイルス定義ファイルで誤検知、通常ファイルを削除の恐れ


 マカフィーは、3月11日午前3時にリリースしたウイルス定義ファイル「DAT4715」において、通常のファイルをウイルスとして誤検出することが判明したとして、この定義ファイルを使用しないよう呼びかけている。問題を修正した「DAT4716」が同日午前9時にリリースされている。

 対象となる製品は、「VirusScan Enterprise 7.0/7.1/8.0i」「LinuxShield」のほか、個人向けの「マカフィー・ウイルススキャン」も含まれる。

 問題のあった「DAT4715」は約6時間の間公開されていた。この間にウイルス定義ファイルを自動更新または手動更新し、かつ「DAT4715」でオンデマンドスキャンを実施したPCにおいて誤検知が発生した。ウイルスではないファイルが「W95/CTX」として誤検出され、削除ないしは隔離された恐れがあるとしている。誤検出されるファイルには、ExcelやAdobe Download Managerの実行ファイルなど多数のファイルが含まれている。

 なお、定義ファイルを「DAT4715」に更新していた場合でも、オンデマンドスキャンを実施しなければ誤検出は発生しないという。とはいえ、企業においては業務のない土曜日の未明にオンデマンドスキャンをかけるよう設定をしているところもあり、今回問題が発生した企業もあった模様だ。また、個人向けのマカフィー・ウイルススキャンでは自動的に定義ファイルが「DAT4716」に更新されているが、企業では自動的にリプレースされない環境もあるとして、今後もオンデマンドスキャンを行なう場合は「DAT4715」を使用しないよう呼びかけている。

 マカフィーでは、VirusScan Enterprise 7.0/7.1/8.0iにおける復旧ツールを用意するとともに、隔離されたファイルの復旧手順を説明している。


関連情報

URL
  サポート情報
  http://www.mcafee.com/japan/announcement/060312_dat.asp

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( 永沢 茂 )
2006/03/13 16:32

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