NTT西日本鳥取支店は2日、米子地域の顧客情報1,614件がP2Pファイル共有ソフト「Winny」のネットワーク上に流出したことを明らかにした。同社では、これまでに顧客情報が不正使用された事実はないとしている。
流出したのは、米子市と境港市、西伯郡、日野郡の顧客情報1,614件分で、同社が2001年12月に作成したもの。個人464人と法人1,150社の名前、住所、電話番号などが流出したが、料金引き落としの口座番号は含まれていないという。
NTT西日本鳥取支店によれば、今回の流出は社内からの指摘で10月10日に発覚。その後、社内のPCを分析するなどして情報の流出経路を調べていたが、今のところ明らかになっていない。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.ntt-west.co.jp/tottori/newsrelease2.html
■関連記事
・ ADSLフィールド実験の名簿など、NTT東西の顧客情報がまたWinny流出(2006/03/08)
・ NTT西日本和歌山支店、光回線工事を申し込んだ顧客情報が「Share」で流出(2006/05/31)
( 増田 覚 )
2006/11/06 15:50
- ページの先頭へ-
|