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「情報大航海プロジェクト」に46億円など、各省が2007年度予算案を公表 |
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経済産業省は25日、2007年度予算案の概要を公表した。一般会計予算は前年とほぼ同額の4,262億円で、次世代検索技術の研究開発を目的とした「情報大航海プロジェクト」に46億円を計上している。 経済産業省では、2007年度予算案の最重点課題としていた「経済成長戦略推進要望」については、要求額363億円のうち361億円を確保したと説明。この中には、新たな市場を開拓するイノベーションの創出のための予算として、次世代検索技術の研究開発を目的とした「情報大航海プロジェクト」（46億円）や、次世代知能ロボット（19億円）、次世代航空機（13億円）などが盛り込まれている。 ITおよびサービス産業の生産性向上のための予算としては、IT確信を支える産業・基盤の強化として一般会計89億円と特別会計119億円、情報セキュリティ対策の推進として33億円などを計上している。 また、総務省も25日、2007年度予算案の概要を公表。地方交付税等財源繰入や恩給費などを除く予算としては3,815億円を計上している。 このうち、「u-Japan政策」の展開では、ファイル交換ソフトなどを通じた情報漏洩対策技術の研究開発に10億円、ユビキタスネットワーク技術の研究開発等に46億6,000万円、光ファイバ網の整備など地理的デジタルディバイドの是正に182億9,000万円などを計上。また、電子政府・電子自治体の推進費用として54億8,000万円を計上している。 関連情報 ■URL 平成19年度経済産業省予算案の概要 http://www.meti.go.jp/press/20061224001/20061224001.html 平成19年度総務省予算案の概要（PDF） http://www.soumu.go.jp/s-news/2006/pdf/061224_4.pdf ■関連記事 ・ 産学官連携による次世代検索技術の研究開発コンソーシアムが7月発足（2006/06/16） ・ 次世代検索の開発を目指す「情報大航海プロジェクト・コンソーシアム」発足（2006/07/31） ・ 情報大航海プロジェクト、次世代検索技術の先行調査結果を展示（2006/10/06） ・ Winnyなどによる情報漏洩対策技術の開発に16億円、総務省の概算要求（2006/08/30）
（ 三柳英樹 ）
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