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Tangibleリモートケアのイメージ
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NTTコムウェアは6日、遠隔地の高齢者宅などをセンサーで見守るシステム「Tangible(タンジブル)リモートケア」を発表した。
Tangibleリモートケアは、宅内に設置した複数のセンサーを用いて、遠隔地からでも人物の位置や状況をモニタできるシステム。「Tangible技術」によるユーザーインターフェイスを使い、光や効果音で相手の状況を感覚的に知らせるのが特徴だ。
見守る側・見守られる側の双方に、相手の状態を知らせる光る球体が付いた機器「オーブ」、相手の位置情報を知らせる機器「アンビエンスボード」といったTangibleメディアを設置。宅内の主要箇所にあるセンサーが感知した情報を、小型のLinuxサーバー「L-Box」で集約し、インターネット経由で相手のTangibleメディアに送信する。これにより、起床、食事、入浴、就寝などを互いに確認し合うことができる。
プログラムの追加により、「火の消し忘れ通知」「部屋間の移動回数の増減などによる体調バロメータ表示」のほか、GPS機能付き携帯電話と連動させれば、「登下校時の学童プレゼンス表示&危険通知」といった機能も提供できるという。NTTコムウェアでは、Tangibleリモートケアについて、介護用途だけでなく、単身赴任者とその家族、1人暮らしの子供とその家族など、さまざまな利用形態を目指す。
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1日の利用イメージ(朝~夕)
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1日の利用イメージ(夕~夜)
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関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.nttcom.co.jp/news/pr07020601.html
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( 野津 誠 )
2007/02/06 21:25
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