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「meet-me」のサービスイメージ
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ココアは14日、3Dバーチャルコミュニティ「meet-me」の試験運用(アルファ版)を、12月16日15時に限定ユーザー向けに開始すると発表した。試験運用へのユーザー登録も同時に、meet-meの公式サイトで開始される。
meet-meは、トランスコスモス、フロムソフトウェア、産経新聞社などの出資により設立された、株式会社ココアが開発を進めている3Dバーチャルコミュニティ(メタバース)。3D仮想空間には実際の地図情報を使用し、現実世界を再現する点が特徴となっている。アルファ版では、東京23区がエリアとなる。
meet-meのアルファ版サービスへの参加を希望するユーザーは、16日にオープンするmeet-meの公式サイトからユーザー登録を行なうと、運営サイドから招待形式でアカウントが発行される。発行されたアカウントでログイン後、meet-me専用クライアントソフトがダウンロード可能となる。なお、参加申し込み多数の場合には、必ずしも全員に即時にアカウントが発行されない場合もあるとしている。
meet-me専用クライアントソフトの基本環境は、OSがWindows Vista/XP(DirectX 9.0以上)、2GB以上のHDD空き容量、ADSLや光回線を用いたブロードバンド環境が必要。また推奨PCスペックは、CPUがIntel Core 2 Duo T5500(1.66GHz)、メモリ2GB(DDR2-533)、GPUがGeForce7600GTクラス、VRAMが256MB、画面解像度がWXGA(1,280×768ピクセル)となっている。
ココアでは、16日のmeet-me試験運用開始以降、順次参加人数や機能、地域を拡大し、2008年春に主要機能が実装されたバージョン(08/Spring)を一般公開する予定。また、大学および大学の公認組織(ゼミ、クラス、部活動など)に対し、meet-me上に大学の土地を無償解放し、3D仮想空間での活動を支援する「アカデミックアライアンスプログラム」を17日から受け付ける。
関連情報
■URL
meet-me
http://www.meet-me.jp/
ココア
http://www.co-core.com/
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( 三柳英樹 )
2007/12/14 17:46
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