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疑似個人情報のサンプル
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People to People Communications株式会社は15日、「疑似個人情報販売サイト」を開設し、システム開発などで利用できるダミーの個人情報を販売開始した。価格は個人情報10,000件が10,000円から。
疑似個人情報は、独自開発の生成エンジンを用いて作ったもの。住所・氏名・生年月日などのデータを、各自治体の人口比率・姓名比率・年齢別人口比率などの統計データに基づいて生成しているため、「本物の個人情報と区別できない」ほど現実味があるという。
疑似個人情報販売サイトで公開されてるサンプルには、氏名、生年月日、年齢、性別、住所、電話番号をはじめ、ユーザーIDやパスワードまで用意されている。データ項目のカスタマイズも可能だ。
疑似個人情報の用途としては、例えば、個人情報を扱うシステムの開発においてテストデータに使用し、実際の個人情報を使い、誤って漏洩するリスクを避けることが可能という。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.ptpc.co.jp/release/080215.html
疑似個人情報販売サイト
http://www.start-ppd.jp/index.html
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( 野津 誠 )
2008/02/15 16:40
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