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北海道武蔵女子短大、受験生1,051人分の合否情報などWinnyで流出


 北海道武蔵女子短期大学は4日、入試の合否判定資料などを含む受験生の個人情報1,051人分が、ファイル交換ソフト「Winny」のネットワークに流出したことを公表した。入試情報システムの構築を委託していた業者の社員のPCがWinnyの“暴露ウイルス”に感染したのが原因。

 流出したのは、2004年度に実施した一般入試と推薦入試の受験生のべ1,051人分の情報。氏名、住所、電話番号、生年月日、出身校のほか、合否判定も含まれていた。流出は、3日午後7時頃に毎日新聞北海道支社から同大学に取材の申し込みがあったことで発覚。システム構築の委託先である大丸藤井(札幌市)に確認したところ、同日午後11時頃に同社から回答があり、2004年度入試の合否判定資料であることが判明したという。

 同大学では、2006年度から導入する入試システムの構築で大丸藤井と2005年3月に契約したが、すでに2004年8月の時点で、ソフト開発のために使用するサンプルデータとして2004年度の入試データをMOで提供していたという。その後、大丸藤井の担当社員がデータを持ち帰り自宅のPCにコピー。ソフト開発作業が終了した後も該当データを削除せず、同PCでWinnyを使用していたところウイルスに感染。2005年3月31日にWinnyにデータが流出したことがわかっている。

 同大学事務局によると、システム構築にあたってダミーデータではなく本物のデータを渡した理由について「実際にきちんと稼働するかどうか確かめるため」と説明しているが、「業者側からの要請とはいえ、原データを提供したことは配慮に欠けていた」として、対象となった受験生と保護者に速やかに通知するとともにお詫びするとしている。

 一方、大丸藤井のWebサイトでも、トップページにお詫びのコメントを掲載している。


関連情報

URL
  北海道武蔵女子短期大学
  http://www.musashi-jc.ac.jp/
  大丸藤井
  http://www.daimarufujii.co.jp/

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( 永沢 茂/増田 覚 )
2006/04/04 15:55

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