米comScoreは14日、アジア太平洋地域におけるオンラインゲーム関連サイトの利用動向データを発表した。
comScoreのインターネット利用動向調査サービス「World Metrix」で集計した8月のデータによると、アジア太平洋地域でオンラインゲーム関連サイトが最も普及しているのは中国だったという。リーチが54.9%を記録し、ユニークビジター数は9029万2000人に達した。2位はシンガポールで49.6%、3位はオーストラリアで44.7%だった。
一方、ヘビーユーザー度では韓国がトップ。同じく8月におけるオンラインゲーム関連サイトの1人あたりの平均利用時間が189.6分に達したという。2位は台湾で151.0分、3位は香港で142.9分だった。
日本は、リーチが39.8%でユニークビジター数が2283万人、1人あたりの平均利用時間が76.1分。また、日本でユニークビジター数が最も多かったオンラインゲーム関連サイトは「Yahoo!ゲーム」で497万7000人が訪問。一方、平均利用時間が最も長かったのは「ハンゲーム」の1人平均128.0分で、2位Yahoo! Gamesの65.5分の約2倍にも達する。
なお、集計データは、家庭と職場における15歳以上のユーザーのものとなる。インターネットカフェなど公共の場所のPCや、携帯電話、PDAからのアクセスは含まれていない。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.comscore.com/press/release.asp?press=2505
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( 永沢 茂 )
2008/10/15 18:31
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